こんにちは!広告会社でデザイナーをしている、『かじゅう』と申します。
- 「AIで画像を作るのって、なんであんなに時間がかかるんだろう…」
- 「プロンプト(呪文)が難しすぎて、全然イメージ通りにならない!」
Stable DiffusionやMidjourneyに挑戦してみたけど、結局、途中で「もうムリ!」って挫折しちゃった…なんて経験、ありませんか?
その気持ち、すっごく分かります!僕もそうでした。 でも大丈夫!今回紹介する「Drop AI」は、 そんな「時間と手間」の問題を解決するために生まれた、めっちゃ簡単なAI画像生成ツールなんです。
Drop AIとは?プロンプト不要で高品質な画像が作れるAI画像生成サービス
Drop AIは、2025年2月にサービスを開始した、新しいWebベースのAI画像生成サービスです 。運営は日本の株式会社GO TO MARKETで、安心感があります 。
高性能な「Stable Diffusion XL(SDXL)」を搭載 。しかし、その技術的なハードルを完全に取り払い、誰もが直感的に使えることを目指しています。
Drop AIの3つの特徴
- 設定不要でSDXLが使える:高性能PCや専門知識がなくても、ブラウザ上でStable diffusionレベルの画像生成が可能です
- 無料で使える:Drop AIはFreeプランがあり無料で使えます。ただし1日の制限があります。
- プロンプトを考えなくていい:「実写風」「イラスト風」など、目的に合わせたモデルが用意されており、「プロンプト(呪文)」を書かなくても良い
なぜ1分で作れる?Drop AIが「高画質」「速い」4つの理由
実際に使ってみて「これはイイ!」って感じたメリットを紹介します。
メリット1:とにかく時間がかからない!
画像生成AIのネックは思い通りの画像を作るのに「時間」がかかることですよね。特に、PCにソフトをインストールする「環境構築」は、最初の大きな壁です。
Drop AIは、その時間は必要ありません。 サイトにアクセスしてログインするだけなので、難しいPCの設定が必要ありませんでした。
メリット2:難しいプロンプトを考える時間が不要に!
AI画像作りで一番時間がかかるのが、「プロンプト」作りですよね。 Drop AIなら、キーワードを選ぶだけでOKで「プロンプト候補探索機能」とか、 上手い人の真似ができる「コピー機能」があるから、悩む時間を減らしてくれます。
メリット3:「ハズレ」を引いてやり直す時間が減る!
Drop AIには、超高画質な画像を作れる「Stable Diffusion XL(SDXL)」が使われています。 それに加えて、作りたい絵の雰囲気に合わせた「厳選モデル」が用意されてるから、 モデル選びで悩む必要もなしです。
だから、誰が作ってもクオリティが高い画像が安定して出てくれます。プロンプト職人だけがイイ画像を作れると言うモヤモヤをなくしてくれます。
メリット4:安心して創作に集中できる!
画像生成AIって色々試してると、たまに「うわっ」ってなるような変な画像ができちゃうこともありますよね。Drop AIは、そういう不適切な画像を自動でブロックしてくれるんです。
しかも、その分はクレジット(ポイントみたいなもの)が消費されないっていう神仕様! だから、余計な心配しないで、安心してどんどん創作に集中できます。
【超かんたん】Drop AIで最初の1枚を作ってみよう!
アカウント登録から画像を作るところまで、簡単だから一緒にやってみよう!
Step 1:アカウント登録
公式サイトにアクセスし、Googleアカウントでログインします。

アクセス後は、右上のログインボタン > アカウントをお持ちでない方はこちら > 利用規約に同意をクリック > Googleで登録 > Googleアカウントを選択すれば登録完了です。
Step 2:作りたい画像のテイストを選ぶ
ログインするとTopページが表示されます。画面左には「モデルのテイスト」や「インスピレーション」があり、ここからクリックで選択するだけで自動でプロンプトが作成されるイメージです。右側にはプロンプトが表示されており、手動で書くことも可能です。
まずは、「モデルのテイストを選ぶ」という項目から、作りたい画像の雰囲気に合わせて好きなモデルを選びましょう。「デフォルトSD XL」や「アニメ blue_pencil」、「CyberRealisticイラスト」イラスト系実写系など幅広くあります。

Step 3:プロンプト(指示文)を作る
ここがDrop AIの面白いところ!プロンプトの作り方は大きく2つあります。
方法A:インスピレーションから作る
「イメージが湧かない…」という時は、画面下にある「インスピレーションを得る」のコーナーを見てみましょう。他の人が作った素敵な画像がたくさん並んでいます。
- 気になる画像をクリック
- ポップアップでその画像に使われたプロンプトが表示されます
- 「このプロンプトを利用する」ボタンを押せば、自分のプロンプト欄に自動でコピーされます。

インスピレーションを選択すると、プロンプトが作成されているので「このプロンプトを利用する」をクリックで簡単にプロンプトを作成可能です。

方法B:キーワードを選んで作る
「作りたいイメージは決まってる!」という時は、キーワードをポチポチ選んでいくだけ。
- 「プロンプトを選ぶ」の項目までスクロール。
- 「クオリティ」「シーン」「テイスト」「主な登場者」などのカテゴリから、イメージに合うキーワードをタップしていきます。(例:「ベストクオリティ」「にぎやかな街並み」「アニメイラスト」「女の子1人」など)
- 選んだキーワードが、プロンプト欄に自動で追加されていきます。

Step 4:画像のサイズを決めて、生成!
画像の比率(1:1、2:3など)を選んだら、あとは「画像生成する」ボタンをクリックするだけ!

Step 5:ダウンロード
数十秒待つと画像が完成!作った画像はずっと履歴に残るので、後から見返すこともできるようです。

今回Freeプランでは以下のような画像を生成できました。キーワードを選択するだけ、画像生成時間も僅かなので1枚の画像生成に1分もかからない感じでした。


Drop AIの料金プランは?無料で商用利用もOK?
Drop AIは無料で始められますが、生成したい画像が決まっている場合は、有料プランが必須です。料金は月額または年払いです。
Drop AI 料金プラン比較表
Freeプラン | Liteプラン | Standardプラン |
¥ 0 | ¥ 780 / 月 | ¥ 3,500 / 月 |
1日あたり4件 | 1ヶ月あたり 600件 | 1ヶ月あたり 3,000件 |
広告表示あり | 広告表示なし | 広告表示なし |
プランによって、生成可能な画像枚数が異なりますが、画像の精度等に影響はないみたいです。最新の料金は公式サイトでチェックしてね!
【重要】無料プランでの商用利用について
公式サイトのQ&Aによると、Drop AIは無料プランで生成した画像でも、商用利用が可能とのことです。これは他の多くのサービスと比較しても、非常に大きなメリットと言えます。
ただし、もちろん無条件ではありません。「人に危害を加える内容、誤った情報、公序良俗に反する内容、法律に違反する内容でない限り」という条件が付きます。これは当然のルールですね。
【お知らせ】有料プランの全機能を「無料」で試せる!
Drop AIは有料プラン(Lite/Standard)の全機能を10日間無料で試せるトライアルを用意しています。


この無料トライアルでは、有料プランと全く同じ機能を体験できます。具体的には、以下のことが可能になります。
- 生成回数の制限を気にせず使える:無料プランの回数制限が解除され、圧倒的に多くの画像を生成できます。
- 画像を非公開にできる:生成した画像が他のユーザーに公開される心配がなく、クライアントワークでも安心です。
- プロ向けの高度な機能が使える:一度に複数枚の画像を生成するなど、作業効率を上げる機能もすべて試せます。
トライアルで試す場合は、公式サイトの料金ページへ行き、試したいプランの「このプランを選ぶ」ボタンから、簡単に10日間の無料トライアルを始めることができます。期間中に解約すれば料金は一切かからないので、有料プランの全機能をリスクゼロでじっくり試せるチャンスです。

【比較】Drop AI vs 競合ツール、どれがあなたに合ってる?
自分にはどのツールが合ってるんだろう?って思いますよね。 サクッと比較してみたから、自分にピッタリのツールを見つけてみてください!
AI画像生成ツール 比較早見表
Drop AI | Midjourney | Stable Diffusion (ローカル) | Canva | |
最適な用途 | 初心者が高品質な画像を最速で | 芸術的・独創的な作品制作 | 完全なカスタマイズを求める専門家 | デザイン作業内の画像素材作成 |
使いやすさ | ★★★★★ (非常に簡単) | ★★★☆☆ (慣れが必要) | ★☆☆☆☆ (専門知識が必要) | ★★★★★ (非常に簡単) |
セットアップ | 不要 (登録のみ) | Discordアカウントが必要 | PCへの技術的なインストール | 不要 (登録のみ) |
プロンプト | 候補から選択・コピー可能 | コマンドベースの英語入力 | 専門的な手動入力 (呪文) | シンプルな日本語入力 |
vs Stable Diffusion (ローカル) :
「とにかく手軽さ重視!」ならDrop AI。 「PCに強く、とことんこだわりたい!」ならStable Diffusion。
vs Midjourney :
「分かりやすくて、安定したクオリティが欲しい!」ならDrop AI。 「アート作品みたいなのを作りたい!」ならMidjourney。
vs Canva :
「画像そのもののクオリティを上げたい!」ならDrop AI。 「デザイン作業のついでにサクッと作りたい」ならCanva。
結論:Drop AIがおすすめな人、そうじゃない人
ここまでDrop AIの魅力や使い方を解説してきましたが、一番大事なのは「で、結局どうなの?」ってことですよね。
もしあなたが、デザイナーやクリエイター、またはnoteなどで発信する人なら…
Drop AIは「ストックフォトを早く生成できるツール」としての利用がいいでしょう。ブログや記事のアイキャッチ、クライアントへの提案資料に使うイメージ画像を、素材サイトで探し回るより早いかもしれません。有料プランの料金は、この「探す時間」と「オリジナリティ」を買うための投資と考えれば、十分に元が取れるはずです。
ただし、 細かい部分の調整や、独自の作風を100%反映させることには限界があります。あくまで「アイデア出し」や「作業の初速を上げる」と捉え、最終的な仕上げは自分の手で行う、という付き合い方がベストでしょう。商用利用権がクリアな点は、仕事で使う上で絶対的な安心材料になります。
もしあなたが、AIに興味がある、趣味で使ってみたいと思っているなら…
Drop AIは「良い入門ツール」です。難しい設定や専門知識で挫折する心配がないから、「AIってすごい!楽しい!」という純粋な感動をすぐに味わえます。無料プランでもその面白さは十分に体験できるので、まずは気軽に触ってみるのが一番です。
ただし、「もっと細かい設定をいじりたい」「特定のキャラクターを学習させたい」といった欲求が出てくるかもしれません。その時が来たら、ローカル環境のStable Diffusionなど、次のステップに進むと良いでしょう。Drop AIは、その入り口として選択肢の一つです。
- 難しいプロンプト(呪文)の勉強はしたくない…
- PCのスペックを気にせず、手軽に高品質な画像を生成したい
- ブログやSNSのアイキャッチ画像を探すのが面倒…
- ありきたりなストックフォトではなく、オリジナルの画像で差をつけたい
- 仕事で使える、商用利用OKな画像を安心して作りたい
Drop AIは、これまで一部の専門家のものだった「高品質なAI画像生成」を、初心者でも簡単に生成できるようになります。
ぜひ一度、Drop AIのすごさを体験してみてくださいね!
